アーシング作業・試乗編 - 02/01/02

さて準備が整ったら作業を開始しましょう。作業自体はとても簡単なのですが、エンジン内部の作業をするときは小キズが結構つくので軍手などをした方がいいかと思います(^^;。

今回アーシングをしたのは5か所。上の写真の番号1〜5のポイントです。いろんな情報を元にこのポイントに決定したのですが、もしかしたら意味のないポイントや効果の薄いポイントがあるかもしれません。その点はご了承くださいませ。またヘッドライトへのアーシングは今回は行っていません。ヘッドライトは次回のお楽しみかな?あと元のアースラインは思っていた以上にしっかりしていたので交換せずにそのまま黒いラインを使っています。日本車に比べてプジョーはアースラインがしっかりしてますねぇ。

まずはバッテリーから端子を取っておきましょう。この時は必ずマイナスから取るようにしましょう。プラスから取ると火花ビリビリになります (笑)。

端子を取ったら付属のターミナルを写真のように仮止めしておきます。

1:Engine Management ECU

とりあえずエンジンマネジメント ECU のフタを留めているボルトにアーシング。ここはスペースも広いので作業も簡単です。ちなみにここのポイントの効果は・・・なんでしょ?(おぃ。おそらく ECU に流れる電流をスムーズにして安定した動作をさせようということなんでしょう。

2:Cylinder Cover

シリンダーカバーを留めているボルトにもアーシング。本当はイグニション HT コイルアセンブルのカバーにアーシングしたかったのですが、このカバーってプラスチックなので断念 (笑)。プラグ等に通っている電流をここからアーシングして流してやることでエンジンの発火等の安定、そして低回転時におけるトルクアップを狙うのが目的・・・かな?

3:Mounting Bolt

エンジンをマウントしているボルトの1つにもアーシング。これもエンジンに通っている電流を整流するのが目的。

ちなみにここは作業スペースが狭いのでナットを落とさないよう注意。

4:Retaining Bolt

でもってタイミングベルトのカバー部分にもアーシング。こちらもエンジンに通っている電流を整流するのが目的。あとタイミングベルトが回転することで生じるであろう静電気をうまいこと流してやろうという目論見もありますが、それがどの程度の効果があるのかは不明(おぃ

5:Upper Mount

あとアッパーマウントにもアーシング。これはよくアーシングポイントとして紹介されているポイントなのですが、どんな効果があるのか実はよくわかっていなかったりして・・・(^^;。どなたか教えていただけると助かります。

アーシングしたケーブルはこのように強引にバッテリーボックスに通します (笑)。なんとかカバーを加工せずにケーブルを通せました。でもカバーがちょっと浮いているのでほんとは加工しないとダメなんだろうなぁ。でもカバーを削るのもなぁ。でも走行中にカバーが取れちゃうと恐いしなぁ (笑)。
ということで作業は1時間少々で終了。作業中突然雲行きがアヤシクなって雪が降り出したというトラブルはありましたが (笑)、特にボルトを落としたり怪我をしたり等のトラブルはなく終了いたしました。結構簡単な作業なのでみなさんにもお勧めです。

作業後ちょっとだけ試乗をしてみたのですが、とりあえずびっくり仰天的な変化はなし、って当たり前か (笑)。まず変化があったのはオーディオの音量かな。以前より少々大きくなっております。あとアイドリング時の静粛性もちょっと向上しています。AT の変速時のショックが予想外に小さくなっているのにも気が付きました。あとはどこかに長距離ドライブに行ってフィーリングをじっくりゆっくり確かめてみないとなんとも言えませんです。低回転時のトルクアップや燃費などは長く乗ってみないとわかりませんからねぇ。

最後に・・・
あと今回やらなかったヘッドライト等へのアーシングもそのうちやる予定。あまりヘッドライトがギラギラ明るくなるのも僕はイヤなのですが、アーシングで明るくなる程度の光量アップならいいかな?つぅか最近の車はヘッドライトが強くてまぶしいつうねん(おぃ。夜の道路が見づらいのは対向車のヘッドライトがまぶしいからというのが一番の理由だったりして・・・ (笑)。でも見づらいからってこちらも明るいヘッドライトにするというのは悪循環そのもの・・・ヾ(ーー )ォィ。


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