ヘッドユニット交換〜取付け編 - 2003/6/6

ヘッドユニットを注文して約1週間。宅急便で我が家に無事届きました。注文したお店は対応も早くていいお店でした。そして平日だというのに待ちきれなくてその日のうちに取り付けてしまいました(笑)。作業時間は賞味1時間弱かな。ということで取付けの一部始終を紹介。こういう作業工程ってネットで検索してみても「簡単でした〜」とか「他のサイトを参考に〜(それはどこのサイトなんじゃ!)」とかそういうのが多くて意外に詳細を公開しているところが少ないんですよね(実際に簡単なのですが)。

#当然のことですがこのサイトを参考にされて作業される場合はあくまでも「ご自分の責任で」やってくださいませ。トラブルに関する責任はいっさい負えませ〜ん。

こちらが今回購入した DEH-P007。予想以上に大人しい外観です。これなら206にもフィットすることでしょう。まぁ液晶画面にはいろいろ出てくるようなので電源を入れると派手になるのかもしれませんが。ボタンの作り込みやパネルの開閉はちょっと安っぽいけどでも値段を考えれば十分な品質でしょう。
そして裏面。裏には左からアンテナ、 RCA 出力(フロントと SW/NF の2系統)、コネクタ入力、IP バス入力端子が並んでいます。必要にして十分な拡張性が備わっている感じ。
外は夜で暗いのでできるだけ室内で作業をしてしまうことに。ご覧の通りヘッドユニットに付属のコネクタをユニットに差し込んだ後に取り付けキット(KJ-G80DE)のコネクタを接続したところ。付属のコネクタから出ている配線と取り付けキットのコネクタから出ている配線は同じ色同士つなげばいいだけです(ただしプジョーの場合はアクセサリー電源と常時電源が逆になっているので注意)。
取り付けキットがあれば特に加工するところはないのですが、今回はアース線の端末だけちょっとした作業をしました。どちらのコネクタからでているアース線もくわ型端子(写真参照)だったのでこのままでは接続できません。ボディーアースするのもなんなのでちょっと加工することに。
作業後はこんな感じ。道具さえあれば特に難しい処理ではありません。
以上の作業をしてしまえばあとはユニットを交換するだけ。まずは純正ユニットを取り外します。外枠を外したら(これは僕の場合適当に引っ張ったら取れました)矢印のところを押しながらユニットを引っこ抜くだけです。ネジや特殊工具などは使っていないのでとてもラクチン。
ユニットを引っこ抜くとこんな感じ。ユニットが外れたら各線を抜きます(RCA は CD チェンジャーにつながってます)。ステアリングリモコンのコネクタは簡単に外れるのですが、奥の2つのコネクタがかなり取りづらかった。マイナスドライバなどを駆使して取りました。個体差もあるのでしょうがこのコネクタは堅くて抜くのが大変。
ユニットが完全に取れたら写真の取り付け金具も取り外します。写真赤枠のように爪で金具が固定されているので(爪は上下4か所)、この爪を曲げてから取り外します。僕は金具の枠ごと曲げて取り外しましたが・・・(笑)
金具が外れたら取り付けキットに入っていた金具を取り付けます。こちらも爪を曲げることで固定します。取付けは至極簡単。金具をつける前に各種配線がちゃんと金具の中を通っているか確認しましょう。写真左のコネクタはすでに車体側のコネクタとユニット側のコネクタが接続された状態です。右にあるのはラジオのアンテナ。純正の ISO 規格の端子にキット同封のアダプタを取り付けた状態です。ステアリングリモコンのコネクタなど余分な配線はユニット取付けの邪魔にならないよう奥に突っ込んでおきましょう。
ユニット裏に取り付けるブッシュは取り付けキット付属のものでは長さが足りなかったので、純正ユニットについていたブッシュを取り付けました。純正のブッシュも M4 だったのでなんの問題もなく取付け完了。
あとはアンテナをつけてユニットを装着するだけ。でもその前にちゃんと接続されているかどうか動作チェックを。エンジンをかけて CD を入れて再生してみたら問題なく再生したのでホッとしました。ちなみにアクセサリー電源と常時電源を差し間違えると、エンジンを切っていてもユニットに電気が通ってしまいバッテリー上がりの原因になるので注意。(エンジンを切った状態でもユニットの電源が入ったらそれは配線を間違えていると言うことになります。)
動作チェックをして問題がなかったらユニットを装着します。ユニット裏の配線が増えて意外に入りづらかったりするので配線の処理には注意してください。僕の場合はステアリングリモコンのコネクタがジャマしてなかなかキッチリ入りませんでした。最後に取り付けキット付属のパネルを取付けて完成!このパネルはちょっとかっこわるいので近々純正のパネルを加工して装着する予定です。
以上で取付けは完了。感想は後ほどレポートいたします。