F スピーカー交換〜感想編 - 2003/9/1

ということで TS-J1700 を取り付けて 200km ほど走ってみました。高速走行と峠道の走行、あと都内一般道の走行ということで僕が普段良く走るルートをとりあえず全部カバーした感じかな?この段階でのスピーカー交換の感想は・・・。

気に入ったポイント
・高音部が非常にクリアになった。特に管、弦楽器の表現力が大幅に向上。
・中音部、特にボーカル部分がはっきり聞こえるようになった。
・低音部が適度に増強された感じ。
・コアキシャルだけど定位が非常にいい。不思議。
・ロードノイズに音が負けなくなった。
・全体として疲れなくてクリアな音になった。
気になるポイント
・低音部の輪郭がもう少しハッキリするといいな。
・定在波の影響か中域に邪魔な音が入る気が・・・。
・全体的に音の立ち上がりがまだまだ遅い。
総合評価
85 点

僕の場合コアキシャルにして正解という感じです。ちょっとだけ心配だった音の定位もまったく問題無し。ボーカルが目の前にいるかのような再現性にはちょっとびっくりしました。特に高音域の表現力はヘタなセパレート式スピーカーより格段にいいですね。弦楽器の細かな音や管楽器の澄んだ音が非常によく聞こえるようになりました。「あれ?この CD ってこのパートでこんな楽器使ってたんだ。」なんていう発見があったりして楽しいです。全体的な音の再現性は純正スピーカーの比ではありません。ボーカルも聞き取りやすく、低音も適度な量を出力してくれるので全体的に疲れなくて聞きやすい音になりました。

この段階でも快適性という意味では十分なのですが、欲を言えばもう少し低音部の輪郭がハッキリしてくれるとうれしい。これはサービスホールをしっかりとした素材で塞がないとダメでしょうね(シーリング)。シーリングをやっておくと室内のロードノイズ(特に高音ノイズを遮断してくれるらしい)対策にもなりますし。我が家の場合それほど音量を大きくして聞くことがないのでドアのビビリはほとんど気になりません。共振処理(デッドニング)はやらないか、やっても最低限で済みそうです。ヘタにデッドニングしてしまうと低音が痩せてしまいますし。僕の場合デッドニングよりカーボンハットあたりで低音の痩せをある程度緩和する方がいいかもしれません。

ということで(?)まずは低中域の音質アップのためにカーボンハットでさらにクリアな音を目指してみようかと思っています。このカーボンハットをつけるとシーリングやデッドニング処理は必要なくなる可能性もありそうです。あとスピーカー設置の最低限のマナー(笑)としてリングバッフルくらいはつけておこうかな。これをやっておくと回折波対策にもなりそうですし。

ということで次はカーボンハットとリングバッフルの装着かな。ここまでくるとかなり自己満足の世界に入っていますが・・・(笑)