ナビご乱心 その2 - 01/08/15

先日山形の実家に帰った時のこと。
1週間の滞在の後東京への帰宅の途につく。
今回の帰省ルートも当然ナビまかせ。
ナビは東北道を巡るルートと関越道のルートの2種類をガイド。
僕たちは日本海沿いを走る国道7号線経由の関越道ルートを選択。
約480km、8時間ほどのロングドライブです。

りん「今日も長旅だねぇ。ナビちゃんルートはよろしくね♪」
なび「私に任せれば間違いなく自宅に送り届けるぞよ。ほっほっほ。」

いつも頼もしいナビ君です。
・・・まさか裏であんなことを考えてるとはつゆ知らず。

なび「今日は暑いのぉ。海沿いの涼しい風にあたりたいもんじゃ。」
りん「あれ?国道7号をずっと南下するんじゃないの?」
なび「たまには気分でルート選んじゃ悪いっつうのかね?」
りん「いや、そんなことはないんですけど・・・ははは・・・」

山形県と新潟県の県境付近。
国道7号はここから内陸部へとルートを蛇行させます。
それと平行して国道345号線が海沿いを走ります。
僕たちは7号線をそのまま南下するつもり。
国道345号線は海沿いを走って景色はいいのですが
いかんせん道が狭くて住宅地も多い。
この時期は海水浴客も多く混雑が予想されます。

りん「でもほらぁ、345号線って混むし道は悪いし・・・」
なび「運転するのは我が輩ではない。いいからこっちぢゃ。」
りん「そ、そんなぁ〜。」

来る時は素直に7号を北上したというのに・・・。
なぜ帰りは素直じゃないルートを選ぶんだろう。

りん「今回は僕の顔に免じて7号を走ろうよぉ。」
なび「しょ〜がないのう。寛大なわしだからこそぢゃぞ。」
りん「さすがなび君!じゃ7号を南下するね〜♪」

そう。
ここで素直に喜んだ僕がバカだった。
新潟県に入ってしばらくすると・・・。

なび「ぴんぽぉ〜ん。次の交差点を右ぢゃ。」
りん「え?なんで7号から外れるの?」
なび「ぴんぽぉ〜んぴんぽぉ〜ん。いいから右ぢゃ。」
りん「も、もしかしてまだ345号にこだわってるの?」
なび「ぴんぽぉ〜んぴんぽぉ〜んぴんぽぉ〜ん。右ぢゃといったら右ぢゃ!」
りん「そ、そんなぁ〜・・・」

・・・交差点にさしかかるたびに「右折」をガイドするナビ君。
これぢゃ全然ナビしてないのと同じぢゃん。(悲)

今日の教訓。

「ハイテクも 暑さに負けて 海水浴」

字余り。