トップギアでがんばります。 - 01/05/03

先日軽井沢に行ったときのこと。碓氷軽井沢ICから軽井沢市街までは碓氷峠を越えることになります。この峠、なかなか坂がきついのです。登りはずっと登坂車線が設置されています。あまり峠でとばすような年でもないので(笑)、僕は登坂車線を登っておりました。206で初めての峠道。どのくらい登っていくモノなのだろう?1400ccといっても206のことだから元気に登っていくんだろうなぁ〜と淡い期待をもっていざ峠越え。

しばらく登っていると・・・。エンジンの回転が3000rpmから全然あがらない。いくらなんでもパワーがなさすぎるぞ。おかしいなぁ。こんなもんなのかなぁ。やっぱり1600ccにすればよかったかなぁ。とりあえずアクセルベタ踏み。でも全然回転数が上がらないどころか下がっていく一方。ちょっと、いやこれはかなり悲しいぞ。(TT)

な〜んて悩んでいたこと約5分。ふと気がついてみると、むちゃくちゃ急勾配でもATのギアがトップのままじゃないですか。普通こういう状況だとギアが勝手に下がるだろぉ。とツッコミを入れつつ(笑)、自分でギアをサードに落としたとさ。サードに落とした瞬間いままでの非力さがウソのようにグイグイ登っていく206。回転もレッドゾーンぎりぎりまであがるではないですか。勾配が10度近い急坂でも80km/hからかるぅ〜く加速するのだ。(80km/hオーバーでなんで登坂車線?というツッコミはなしよ。(笑))

パワーがあることはわかったけど、フランス製のATはやっぱりちょっとオバカ。(笑)こういう状況では積極的にギアチェンジしないといけないようです。もしくは「S」モードにすべきなんでしょうね。考え方を変えれば自分でギアチェンジしてスポーティーに走ることができるとも言えるかな?そのことがわかってから逆に坂道を走るのが楽しくなったのだ。

ちなみに峠で感じたのは、206のサスペンションとステアリングはやっぱり秀逸だということ。切れば切っただけちゃんと曲がるサスペンションはすばらしいです。プジョー特有のいわゆる「猫足」のすばらしさも峠で再確認しました。ロールしつつ姿勢が崩れないのは安心感があります。このサスペンションと自分でギアチェンジするAT(笑)を組み合わせれば1400ccでも十分スポーティーな走りを楽しむことが出来ます。