206 in アイルランド - 06/04/23

3月20日から3週間ほどアイルランドに出張に行っていました。そこで借りたのがジョ− 206。グレードは LX 、日本では販売されなかった一番ベーシックなラインです。といっても装備が若干省かれているだけでエンジンや足回りなどは僕の XT と同じ。ということで異国の地ながらとてもなじみのある操作感で安心できました。

実は 206 を借りる前に借りたのが 307 SW ディーゼル。でも SW では狭くて路駐だらけのアイルランドでは運転しづらくてギブアップ(笑)ディーゼルのパワフルなエンジンや 307 SW の高級感などは結構気に入ったんですけどね。でも我が家で次に買う車のリストには入らないかな。理由は 1) 我が家にはサイズがオーバースペック 2) 車速センサーが取れないためにナビがつけられないらしい 3) デザインが微妙に好みじゃない、という感じです。

アイルランドの町中ではステーションワゴンやワンボックス、RV 等は商用車以外ではほとんど見かけませんでした。やっぱりハッチバックや小型セダンが主流。プジョーは 206 がやっぱり大人気。307 もよく見かけました。BMW では 1 や 3 シリーズ、ベンツも A や C をよく見かけたかな。

路駐が多いのには正直辟易しました(^^;。めちゃくちゃ狭い対面通行の通りの片側が路駐で埋め尽くされているって感じです。でもこれがヨーロッパの習慣、旅人のこちらはそれに慣れるしかありません。

Roundabout (いわゆるロータリ)の仕組みに慣れるのにちょっと時間がかかったかな。どこもかしこも交差点は Roundabout なのでちょっとコツが必要です。

アイルランドはまだまだ発展途中の国。都市周辺の道路はよく整備されていますがちょっと郊外に出ると国道でも狭くてデコボコな道が続きます。高速道路もまだあまり整備されていません。30年前の日本って感じかな。でも制限速度がすごく高くて実際みんなめちゃくちゃ飛ばすので(狭い山道でも 80km/h!)移動時間は早いです(笑)

日本車も非常にポピュラーでトヨタ、日産、マツダ、ホンダはとても良く見かけました。その中でもトヨタの Yaris (ビッツ)、日産 Micra (マーチ)、ホンダシビック、マツダ 7 (アテンザ)はすごく人気があるようです。大きいサイズの車は他のヨーロッパ車同様ほとんど見かけませんでした。日本車や日本製の電化製品、ゲームやマンガはすごくポピュラーなのに日本そのもののことはほとんど知られていない現状を見ていろいろ思うところがありました。

レンタカーの 206 を運転した後で自分の 206 を運転してみると「あぁ僕の 206 はよく整備されててしっかり走るなぁ」と思ってしまいました(笑)やっぱりレンタカーはヘタリが早いんでしょうね。