マルチファンクションディスプレイの修理 - 06/04/16

購入直後から調子が悪かったマルチファンクションディスプレイ(外気温などが表示されるディスプレイ)。ここ2年くらいは完全に壊れちゃってなんにも表示しなくなってしまいました。車検のときに見てもらったら基盤がダメになっていて基盤は 35000 円する、高い!ということだったので修理は諦めていたのですが、最近ネットでどうやらコネクタが1つ基盤から外れていることが原因らしいということを発見。ネットで見る限り修理も簡単そうなので僕もダメ元でバラしてみることに。

マルチファンクションディスプレイ(メンドーなのでこれ以降 MFD)のベゼルカバーは簡単に外れます。少なくとも僕の場合は上に引っ張るだけで外れました。カバーを外すと MFD のユニットが見えます。MFD ディスプレイの下部にある星形ネジ2本を外した上にハーネスを外して(写真のように黒いクリップを右にスライドすればすぐ外れます)ユニットを取り出します。

取り出したユニットはこんな感じ。さらに樹脂カバーと基盤を分離します。カバーと基盤はクリップ(矢印)で止まっているだけなのでゆっくりスライドして外しましょう。

基盤を見てみたら予想通りコネクタが見事に外れていました。どうやら経年劣化でハンダが取れたっぽい。このコネクタはディスプレイのバックライト(ウェッジ球4つ)に電源を供給しているだけみたい。そう。MFD のチップが壊れているんじゃなくてバックライトが付かなかっただけなのです(^^;

小さいのでちょっと大変ですがハンダ付けをしたことがある人ならまぁ大丈夫でしょう。ってことでハンダ付けして修理完了。ちょっと歪んでるけどまぁ大丈夫・・・かな?

元に戻してみたら無事バックライトが点灯して MFD が機能し始めました。うれしい!!!

まぁ我が家の場合 MFD が治ってもナビのモニタが邪魔でロクに見えないのですが(笑)でも外気温がわかるのはやっぱり嬉しいな。

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