タイヤ&スパークプラグ インプレッション - 04/06/15

スパークプラグを交換して 1500km、タイヤを交換して 500km ほど走りました。主に市街地ダラダラ走行と高速道路をほぼ法定速度巡航です。そこでだいたいこの2つの交換後のフィーリングが掴めてきたので僕なりのインプレッションを紹介。ほんとはもっとワインディングを走った上でのインプレッションを書きたかったのですが、それだといつになるかわからないのでとりあえずのインプレッションです。

あくまでも個人的な「感想」なので全面的に信頼せずに気になることは自己責任で(この言葉嫌いですが(笑))調べるなり体験するなりでお願いいたします。

スパークプラグインプレッション - イリジウムタフ
プラグ交換くらいじゃ劇的な変化は当然の事ながらありません。でも確実に「体感できる」変化はありました。まず一番顕著に感じるのがふけ上がりの良さ。依然と比べると5000rpm くらいまでならかなり軽くエンジンが回るようになってくれました。高回転時のエンジン音もちょっとだけ高音にシフトしたようなするのは気のせいかなぁ。あと出だしと中速域からの加速の軽やかさ。これは僕だけじゃなくて妻も体感しているので比較的大きな変化なんじゃないかと思います(ただオイル交換も同時期にやっているので相乗効果も大きいかもしれません)。

燃費の変化も市街走行ではあまり感じませんでしたが、長距離走行では結構向上したかも。GW に帰省したときに帰りの燃費はなんと 18km/L です。ふけ上がりと加速が軽くなったのでアクセルを無駄に踏まなくなったのが原因なのか、プラグの効率が純正に比べて劇的によくなったのか、それともただ単に総走行距離 20000km を目前にしてエンジンに当たりがでてきたためなのかよくわかりませんが、でもこの燃費にはかなりビックリです。

デメリットは当然のことながらありません。スポーツタイプのプラグにすればパワーアップとトレードオフでいろんなデメリットも出てくるのかもしれませんが、イリジウムタフに関しては特にシビアなことを考えなくても普通に使えるのがいいところ。

タイヤインプレッション - ミシュランパイロットプレセダ 185/60R14
タイヤ交換、特にサイズ変更を伴う交換はハンドリングや走行フィールに当然ながらそれなりに変化を与えてくれます。まずは直進安定性が向上しました。今までのタイヤに比べてかなりまっすぐ走ってくれるので高速道路で結構ラクができます。レーンチェンジ時のタイヤの「ヘタリ」感も劇的に減りました。ハンドリングに対するレスポンスもさすがスポーツタイヤだけあって気持ちがいいです。キリッと曲がります。あと扁平率を上げたことでコーナリング時の体勢もちょっと安定したかな。ロールは今までと同じくらいするのですが(当たり前か)、タイヤのサイドウォールで走っているような気持ちの悪い感じがなくなりました。今までより 10〜20% くらい早いスピードでコーナーに入っても危なっかしい感じがしません。ウェット路面でも安心のグリップです(僕が走るスピードでは、ということです)。

ロードノイズは普通程度の舗装路を走っている分には今まで使ってたタイヤ(ミシュランエナジーシリーズ)とほとんど変わりません。全然ウルサくはないですが、静かさのみを求めるなら素直に BS とかヨコハマあたりのコンフォートタイヤにしましょう、って感じです。ただ路面が極度に荒れているところでは唐突にウルサくなります。なんででしょ?

デメリットはやはりハンドルが轍に取られやすくなったことと少々重たくなったこと。扁平率が上がってるのでこればかりはどうしようもありませんが、別に普段使うのに問題のあるレベルではありません。現に妻はぜーんぜん気がついてません(笑)あとトレッドパターンの性格上の問題なのか小石がハマりやすくなりました(笑)これはどうにかならないもんなのかなぁ。

総じてこのタイヤにしてよかったと思えるタイヤです。特に 185/60 というサイズは 1400cc の XT には少々オーバースペックか?と思っていたのですが、実際交換してみたらそんなことはありませんでした。僕としては純正サイズよりこっちの方が XT に向いていると思います。もちろん運転の仕方や乗り方によっては 175/65 の方がいい場合もあるのですが、僕のは高速にしろワインディングにしろそれなりにキビキビ走らせたいタイプなのでこっちの方が好き。

ミシュランパイロットプレセダはスポーツタイヤの位置づけのようですが、僕からいわせれば「スポーティーなコンフォートタイヤ」です。どうです?206 XT にぴったりだと思いませんか?