環八雲 - 02/12/06

僕は都内の移動は主に公共交通機関を使うことにしています。なので特に理由がない限り環八より内側を206で走ることはほとんどありません。都内の道路はどこを走っても渋滞しているし、渋滞してなくても交通量がすごいのでどうしても緊張をしいられる。さらにどこに行っても駐車場不足に悩まされる。つまり僕にとっては都内は走っていても全然楽しくないんです。それだったら電車やバスに乗っていた方がよほど気が楽です。

ある日会社の窓から外を見たら東京を囲うように真っ黒な雲が見えました。「霧でも出てるのかな?それとも雨雲かな?でも雲にしては低過ぎないか???」そんなことを思って同僚に話したら、「あれは『環八雲』だよ」。

今まで噂には聞いてたけどほんとにあるんですね。環八雲とは東京を囲うように走る環状八号線上にクルマの排気ガス等によってできる黒い雲です。排気ガスが雲になって停滞するほどすごい量のクルマが走っているということですよね。あんな汚い雲の下で生活してるかと思うとかなりゾッとします。

あの雲を見ちゃうと都内で自動車に乗るのは控えようって思っちゃいます。都内で生活している限り無駄にクルマばかりに移動手段を頼るのはやっぱりよくないんじゃないかなぁ。人それぞれのライフスタイルがあるので強制はできないのはよくわかってるのですが、でもやっぱりどこに行くにも自動車だったりただ走るためだけに都内を走るのは今の時代背景から考えると時代遅れかも。

なんていう僕も昔はよく都内を意味もなくドライブしましたが。(笑)

でもあの雲を見ると考えちゃいますね。だって本当に真っ黒なんですよ。あの空気を吸って生活してるかと思うと・・・。