ブレーキの鳴きの原因判明? - 02/04/14

信号で停止する時に「キキキキキィィィィ〜〜〜〜」っというなんとも弱々しいながらもはっきりとブレーキが鳴くのが聞こえることがあります。ある程度速度が出ている状態などにブレーキを踏んでもまず鳴くことはないのですが、人の注目を最も受けやすい低速時によく鳴くんです。まぁ周りの人がビックリするほどの大きな音ではないのですが、でもやっぱりオーナーとしてはその原因が気になりますよね。ということで先日オイル交換をしてもらったお店でブレーキの鳴きのことを聞いてみました。

なんでもプジョー車に限らず輸入車はブレーキが鳴くことが多いそうです。その原因として一番考えられるのは「ブレーキローターの減り」なのだそうです。なんでも輸入車、特にヨーロッパ車の場合ローターが比較的柔らかく、そのためにパッドとブレーキの間に不規則なデコボコが生まれてそれが原因で鳴くことがあるそうな。逆に日本車の場合ローターが相当堅く作られているためにローターが減ることはまずなく(車種やブレーキの特性にも寄るのでしょうが・・・)、そのためにブレーキパッドとローターとの間に変な摩擦が加わることがないのだそうです。つまり・・・

ヨーロッパ車の場合

・ローターは軟らかめ。ローター減ることによってブレーキをしっかり効かせる

・その代わりブレーキが鳴くことが多い

日本車の場合

・ローターは固め。そのためブレーキの効きがヨーロッパ車に比べて軟らかめ

・その代わりブレーキが鳴くことはまずない

ということなのだそうな。

簡単な図を左に掲載してみました。ローターが減ることによってパッドがローターにめり込むような感じになり、そのローターとパッドの境目のデコボコが不規則になればなるほど鳴きやすくなるんだとか。実際ローターを指で触ってみると確かにデコボコがありました。僕のような週末ドライバーの場合、一度錆びたローターをパッドが削る回数が多くなるためにどうしてもローターがデコボコになりやすくなってそれで鳴くらしいのです。まぁ逆によく乗る人もその分ローターの減りが早くなって鳴きやすくなるらしいのですが・・・。

ということで206の「ブレーキの鳴き」はある程度しょうがないことだということが判明。ショップの人いわく、ディーラーにクレームをすればローター交換などをしてくれるだろうということなのですが、またディーラーにクレームを言って面倒なことになるくらいならこのままでいいやと言うのが僕の結論。それにローターを交換したとしてもどうせまた鳴き始めるでしょうから・・・ (笑)