夏休みの帰省中のある1日。MTBで僕の地元である山形県酒田市内を見て回りました。実は地元なのに観光というものをしたことがなかったので今日はとっても新鮮な気分。いままで知らなかった観光スポットや景色が見れてとっても幸せな1日でした。

まずは街のメインストリートにある「ジェラート モアレ」でジェラートを食べることに。地元の若い人たちに人気のショップです。

恒例の『みぃアイスクリームにかぶりつくの図』です(笑)。260円でなんとダブルのジェラートが食べられるのだ。しかも量がすごく多くてさらにおいしい!
次に市役所のそばにある「旧鐙屋」を見に行きました。このお屋敷は江戸時代に酒田の街を統制していた「36人集」と呼ばれる豪商の1人、鐙家のお屋敷を8年かけて改修したものです。
お屋敷の中では庭園や屋敷内が自由に見て回ることができます。珍しいのはお部屋の中もちゃんと入っていける点。畳の上に座ったりゴロゴロしたりできます。風が涼しくてすっごく気持ちがいいのだ。
台所にはこのように当時の様子を表現する人形などが置いてあります。時代を感じさせるものがある一方現代と変わらないところなどもあって見ていてすっごくおもしろいです。
この屋根は酒田地方独特の方式のもの。土を敷いた上に杉の木の皮を敷いて、さらにその上に石を置きます。強風や雪にとても強く、さらに室内の気温を適温に調整してくれるすぐれもの。
お屋敷の中では抹茶を振る舞ってくれます。涼しいお屋敷の中でおいしい抹茶を飲んでいると心から落ち着きます(^^)。
この次は「日和山公園」までサイクリング。この公園からは市内と港が一望できます。この写真に写っている白い灯台は日本でもっとも古い六角灯台なんだそうです。デザインがとてもモダンできれいです。
公園内は芝生の広場があってとても開放的です。MTBで坂を下ると風が気持ちいい〜(^^)。
公園内はこのように自由に自転車で見て回ることができます。日陰に入ると風が涼しくてサイクリングには最高です。
その次は酒田市内の舞妓坂というところにある「相馬楼」へ。その昔相馬屋という料亭として栄えた屋敷を買い取って改装したところです。今は酒田の舞妓文化を紹介して伝えていく建物になっています。
お屋敷の中には酒田の工芸として比較的有名なお雛様が並んでいます。この料亭は各部屋が蔵になっていてプライバシーが確保されているところが当時の料亭文化を忍ばせます。
相馬楼の中にはカフェもありました。20畳ほどの大部屋の中で飲むコーヒーはまた格別です。ちなみにこの料亭で使われている座布団はすべて舞妓さんの着物を打ち直して作ったモノなんだとか。形はすべて扇形で「末広がり」を表しているんだそうです。
1日に1回舞妓さんの舞を見ることが出来ます。とても優雅ですばらしい舞でした。舞が終わった後で舞妓さんと一緒に写真を撮りました(^^)。